華・虞美人

観劇してまいりました。

項羽と劉邦、虞姫の物語は元々悲恋もの。
久々に涙してきました。
良かったです。

かなめちゃんの虞は、優しく知的で勇気ある女性。
彼女の持つ「儚げさ」「美しさ」が活かされていました。
ユナクさんの日本語が流暢ではないので台詞がボソボソとしていて、寧ろ歌っている方が声が出ている。
一途に虞を思い続ける優しい劉邦。
徹底して優しい人に描かれていました。
かたや池田さんの項羽は権力欲の強い、でも情のある人。
ただ、虞の心を知って後の帝王にならんとする傍若無人ぶりにはびっくり。怖かった。
回りの助演陣も演技力歌唱力に優れている人ばかり。
高橋由美子さんもなかなかの演技巧者。
男優陣はアクロバットな動きで闘いの迫力を生んでいます。
アンサンブルも然り。力強いメンバーでした。

かなめちゃん、台詞は丁寧で美しく文句なし。
ただ、歌声、発声がまだ弱いです。
カーテンコールではお茶目なかなめちゃんを見られました。

退団されて2年。やっとの主演。来年は再び「1789」が待っています。
再演はその力を改めて問われます。
頑張って頂きたいです。

あくまでも私的な感想でした。