2月16日14時公演

ロバート・キャパ −魂の記録-

観てきました。
良い舞台でした。
かなめ氏が、物凄くキャパになりきっているというか、自然な演技。
メイクも控えめで少し盛り上げたオールバックなのだけれど、カッコイイのは、かなめ氏こだわりのサイドの髪の毛の短さに依るのかな?こんな地味な髪型も似合うようになって・・・。
そして、衣装もラフなセーター姿、スーツ姿と着こなしていて。
戦場の場面でのこだわりのブーツ姿もリアルさを感じさせる。
慟哭は、熱演でした。彼一人の場面がちょこちょこありますが、自然に空間を埋めていました。
皆さんが書いてくださっていた歌唱も、所々癖が出ますが、歌い込んだらしい落ち着きのある安定したものでした。ラストの歌は、長いのでもう少しメリハリあると良いなぁ。。。
フィナーレのスパニッシュの衣装が素敵で、そのシルエットも素敵でした。
うららちゃんとのデュエットは短いのですね。
男役全員とのダンスは、「キレ」を求められない振り付けでした。ちょっとものたりないな。(苦笑)
だって、りく君たち3組のスパニッシュがカッコ良かったから。

そして、かなめ氏、細かったぁ!!!!どの衣装もお似合いで無理な補正もなくてカッコイイけれど、細すぎ・・・。

八百屋舞台が、背景をより感じさせ、舞台上の動きも立体感があり、シンプルな装置も感じが良かったです。
また、わかりやすい流れ。戦場の場面の音楽や振りも良かったです。1幕は明るく楽しかったなぁ。
そして、あの人数の少なさなのに、コーラスの厚みとパワーは、さすが宙組でした。

でも、キャパの母親の2度の登場が突然で前振り無しなので、こっちの気持ちがついていけなかったです。
キャパは悲しんでいるけれど、あまりに短い場面で少ない台詞で、そのあたりもう少し書き込まれていたら、感動の場面が増えたかも。
うららちゃん、台詞を話す声が良いですね。横顔は檀ちゃんみたい。歌も高音部以外は無難に歌っていました。
何よりも素直な演技でこなしていたと思いました。

みーちゃんがあったかい。ちーちゃんもさりげない。いち君がソロは歌うし舞台で一人で踊るしびっくり。モンチはほっこりできる可愛さ。りく君は声が大人っぽい。かける君、まっぷうも芝居がうまい。みなと君、ちょっと丸いけれど可愛いです。
ゆうちゃんさんは、あの温かさが嬉しい。ピカソのちや姉も舞台上のバランスの良い彼女らしい演技。
たらちゃんのモデルが可愛い。花乃まりあちゃんも可愛かった。脚長のゆいちぃ君とゆうこちゃん。

二人のラブシーンは「優しいキャパときりっとした姉さんゲルダ」確か年上でしたよね。

とてもさっぱりとして愛情深い優しいキャパ。人への愛がとても感じられました。
周りの人の言葉に依って動き出すのは、彼の優しさ故なのかな?うーん、でも、優し過ぎるかな?
そのぉ・・・あの優しさって、クライドに通じるなぁ。クライドのような屈折は感じないけれど、私は、もう少し骨太な人を期待していたみたいです。

最後、1列に並んでお辞儀をして手を振る姿が、とても今のバウ青年館組のまとまりを感じさせて嬉しかったな。
原田先生が愛情を持って作ってくださり、かなめ氏もそれに応えて愛情を持ってキャパに向かっていると感じました。

残念ながら泣きませんでしたけれど、じんわりと良い舞台でした。


さて、その後のトークショーの模様を。
とはいえ、乏しい記憶力なので、思い出した中で。

かなめ氏
ゲルダといつ恋に落ちたのか?と思われるでしょうが、出会った時から恋に落ちたそう。
ゲルダとの別れの場面は、袖でみんなが一緒に歌っていて、気づくと手をつなぎ合ってゲルダの気分になっているけれど、最後は相手に気づきキスしませんって。あ、かなめ氏も(ゲルダに)なりたいそう。
こだわりはサイドの髪の短さと、あと、本物のキャパの眉が太くて殆ど繋がっているぐらいなのをどうしようかと考え、フサフサと見えるように描いているそう。(この時、双眼鏡で見ると分かると思うけどと話したら、客席がオペラいっぱいになり、あ、見てるって言って笑っていました。)

ちーちゃんは、舞台稽古の時に、花道から一眼レフカメラでみんなの表情を撮っていたそう。
みーちゃんは、常に舞台袖でかなめ氏キャパを見守っているそう。
ピカソちや姉は、ピカソの頭が薄いので床山さんと話し合って決めて先生に伺ったら却下され、今のかつらになったそう。靴にもこだわって白い靴を探したそう。

まだあったと思うのですが、15分の予定をオーバーして25分ぐらいありました。


思い出すままに書いたので、理解しづらいでしょうが、初見の感想でした。

良い舞台ですよー。そんなに悪人も居なくて、みんながキャパに優しくて、キャパも優しくて。
リラ壁よりもずっとずっと良い!!是非ご覧になって欲しい。

ただ・・・キャパの子供時代や、持っていたかも知れない屈折を見たかったなぁ。
わりと淡々と進んでいったので。(テンポが早いせい?暗転ばかりのせい?)



コメントお返事を畳みます。(ロズさん)

ロズさんへ

ありがとうございます。
一応ハナマルでしょうね。ただ思い起こすに連れて不満も出てきています。
あれだけの写真を写すキャパだから、もっと行動的で主導的だろうと勝手に思っていました。
それに、ドラマ性が足りないというか・・・。
母親の登場、ゲルダの死、もうちょっとなんとか・・・慟哭で感情移入できるか否かで印象が違います。
最後の歌は、まあ、あの指示なのでしょうね。
でも、前に出てきてリフレインするのだから、少し変化を付けて歌った方が効果的だと感じました。
何せ一人舞台なのだから、感動させて欲しい。。。。

ああ、欲張りなのでしょうか?(苦笑)


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