コメントご紹介

maiさんから久々のコメントを頂きました。

最後の開演アナウンス。
「皆さま、明けましておめでとうございます。本日はようこそ東京宝塚劇場にお越しくださいました。宙組の凰稀かなめでございます・・・・・」開演アナウンスに劇場が優しさに包まれた気がした東京初日幕開け。
今までもずっとカナメさんの、その公演に彩りを添える様々な開演アナウンスが大好きだったけれど、今回の東京の開演アナウンスはとてもシンプルでありながら、凰稀かなめさんらしさが出ていてそれだけで嬉しく、胸に込み上げてくるものがありました。
2階から、1階後方から、1階後方から聞こえるアナウンスは、スピーカーとの位置によりそれぞれ違って聞こえるため、毎回じっと目を閉じ、耳を凝らし聞き入っています。(毎公演、初日に今回はどのような開演アナウンスなのかと楽しみにしていました。このアナウンスが聴けるのもあとわずか・・・。)

カナメグスタフの静とキタヤコブの動のお芝居。
大劇ではお二方のバランスがとてもよく(さすが86期フォーエバー)カナメグスタフの静のお芝居の中で、動のキタヤコブを制していく強さがとても好きでした。
国王即位式のあの金色の草原のようにたなびくマントがとても美しく。(最後もマントの達人。さすがです。)

いろんなリリホルン。すっしーさんを捕まえるのをためらっているときに言う二度目のやや語尾を上げて言う疑問形の「リリホルン?」東京から加わったリリホルンが自殺をほのめかす文章を読んだ後の「(早まるな)リリホルンッ!」とにかく何度も言うカナメさんのリリホルンという声の響きが大好きです。
ついでに「ソフィア」も好きで、「エカテリーナどの」の言い方も好きです。(ん?全部?)以前から思っていたけれど、今回もやはり、単に名前を呼ぶ、その声質、トーンだけでグスタフの心境が伝わってきます。

テッシン汝鳥さん。
初演キャパでもマミーとしてもオスカルの父としても常にカナメさんを大きく優しく温かく見守っていてくださった汝鳥さん。今回もグスタフの養育係としてずっと傍に。最後グスタフが亡くなるところのテッシンは、美しく息が途絶えようとするグスタフの傍らで、共に育ててきたヤコブの暴走をどうして止めることができなかったのかという自責の念、哀しみ、無力感、運命を受け入れるということなど、直視してしまうと涙なしではいられない観客の共感を誘う深い深い演技に涙。

もっとも美しい場面。
グスタフがキタヤコブに撃たれ、みりおんソフィアの腕の中で息を引き取るシーンもタカラヅカ的に本当に美しいのですが、やはりカナメグスタフの死を受け入れたくない私としては(※物語です。ですが、ファン的にはね。)
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お芝居エピローグで真っ白の素敵なカナメさんが客席を背に舞台中央奥にゆっくりと歩いていき、最後しなやかに振り返るときの少し反って弓なりの美しいフォルム(完璧です)と晴れやかな笑顔のなかに少し切なさが残る表情が本当に本当に美しく、ずっとずっと見ていたい。(見返り美男?美人?)

緞帳が下がってカナメさんが見えなくなるのがなんともいえず。これは初演キャパフィナーレの「この命あ~る~か~ぎ~り~」私に思い出させてくれる場面であります。キャパの中でも特別に美しい一枚の絵でした。(いまも残像が浮かぶ美しさ。)
頭のてっぺんからつま先に至るまで細やかな神経が行き届き、全体としては弧を描いたしなやかな身体といろんな想いが入り混じった表情(キャパの時は切なさの代わりに強い意志を感じさせる表情でした。)など、全身のフォルム一つ一つが完璧に圧倒的に美しく。

もっともカッコいい場面。
父上である国王が亡くなったと聞かされ、国に帰ろうとカナメグスタフが走って捌けていく後をキタヤコブも追って駆けていく場面。短いシーンですが、お二人ともちょっと走るだけなのに(足は速くないはずなのに←余計です。)めちゃくちゃ凛々しくて(カナメさん)勇ましくて(キタサン)カッコいい。(お二方とも)

素敵に細かい演技。
うららちゃんち(←この言い方)で本を読んでいるところ。スポットライトの焦点が合う前に本を読んでは考えている様子の上手へそっと目線をあげるところ。(あー、真剣な時ってそうだよねと。これは東京からですね。)

つづいてショー。

カナメさんがコメディセンスに長けていると思うところ。
それは何でもない仕草や動作にキュートさが見えるところ。

怪盗カナメ-ルがみりおんちゃんの手の甲にキスしてからタッ、タッ、タッと捌けるところ。
カナメン牧師さまが裾を持ち上げ、スタコラ、スタコラ捌けるところ。
エセ宝石商キャナメリアンがシャーっと捌けるところ。(これは単に声ですね。)
ムッシュカナメラがトットットットーといたずらっこな(してやったりな)笑顔満載でワゴンを押しながら捌けていくところ。
これら全てがユーモラスでキュートでハートフルなコメディだと。

宝鳥で好きなネタは大劇初期の頃の両サイドの髪の毛びよ~んとその後のあんなカッコなのに余裕でセクシーポーズが決まってしまうカナメニセキタロールと本物キタロールと髪も伸びないし同じポーズなのに色気が全くないというお二人の差がが好きでした。
これを最近しなくなったのはキタロールが色気を振りまくことができるようになって面白くなくなったからに違いないと思っているのですがどうでしょうか?(笑)
(先日購入したライブCDに収録の「おまえはだぁ~れぇだぁ~?」「おまえはだぁ~れぇだぁ~?」と輪唱の声張り上げるバージョンはこんなに回数を観ているのに知らなかったので爆笑。) ちょい悪ね?

下手花道、ワイン片手にセリ上がりからかわいいひよこのような小鳥ちゃんズからお姉さま方まで、守備範囲広く(笑)一瞬でメロメロにしてしまうほどに色男っぷりが極まりないカナメさん。(この色気だだもれっぷりはちょい悪といえる程度のも
のであるはずがない。笑)
あこ姉におしりでぽんっとされるのもせーこさんにかるーくウィンクするのも好き。
うららちゃんとからんだ後、軽くクッと首を傾げるのがめちゃくちゃクールでカッこいい。その中でちょい悪?だだ悪?のあごを手に取って歌うのが毎回ど緊張の様子が伺えるうららちゃん。(そりゃ緊張するよね。笑)

私の中ではショースターカナメさん。その真骨頂とも言うべき、火の鳥。
火の鳥の怒りと哀しみに満ちた一見無機的な?能面のような表情は圧巻でカナメさんの表現者としての本領をいかんなく発揮されている場面。大好きな火の鳥ツンツン(みりおんちゃんをつつく所)は大劇場の方がツンツーンとされていて不思議に鳥っぽくて好きでした。

蘇生した白いフェニックスカナメさんがせり上がってくる背中で登場の場面。
バサッ、バサッと2回する振りは、本当にまさに今飛び立たんとする鳥が大羽根を広げているようで、そしてそれはまさに今の状況のカナメさんであって・・・号泣しそうになります。
そこから一転3回目のバサッで現代に蘇りしフェニックスが振り返り、火の鳥の幻想的な場面と対照的な白いフェニックスの現代的なはち切れんばかりの笑顔がそこには待っていて。
カナメさんにしては珍しいはち切れんばかりの元気いっぱいの笑顔と明るい曲調と若者風なダンス(全てが赤い時と対照的)が、我々を迎え入れ、元気を降り注いでくれます。(でも、返ってそのカラ元気?が号泣・・・しそうになるんですけどね。笑)

東京公演も、あっという間に終盤にさしかかり、男役凰稀かなめさんの最期の時が近づいてきた模様。
東京初日、いえ大劇初日から容赦なく駆け足で過ぎていく時間。時の流れを止めることはどうしたって出来やしないのだけれど、まだこの作品を観られること感謝しつつ、最後まで千秋楽のその日まで男役の凰稀かなめさんを余すところなく見尽くします。

カナメさんは月に例えられることが多いのだけれど、私にとっては優しく、けれども、しっかりと大地に降り注ぐ木洩れ日のような暖かく柔らかな光を放たれていたカナメさん。私にとって凰稀かなめさんは、心で演じ、心で歌い、心で踊る人。美しさ、エレガントな所作と佇まいに、今回ギラギラな魅力も加えて。あぁ、最後の最後に貫禄のトップさんになられたなぁと。

カナメさんは観客は心のままに観ればいいとおっしゃられたけれど、男役の凰稀かなめさんを観られるのはこの公演が最後。それはまたカナメさんにとって旅立ちを意味するものでもあり、宝塚歌劇団という大きな母船を下り、新たに小さな小舟で漕ぎ出さんとするカナメさんの新たな門出でもあると思うので、観客は心の赴くままに泣いてもよい・・・とのお言葉でしたが、私は最後はやはり笑顔で送り出したいなと今は考えています。(さて、できるかな?)



maiさん、コメントをありがとうございます。
よーくご覧になっているのですね~。ひとつひとつウンウンと読ませて頂きました。
本当にあと二日間。今日はさよならショーのお稽古だったのですね。
フェニックス再生の笑顔、私にはカラ元気には見えませんよ。(^^)(でも、笑顔なだけに余計に・・・は分かります。)
私は、舞台の全員が笑顔で迎えてくれていて本当に幸せなんだろうなぁと感じています。
ここ最近、パレード最後のお辞儀の時に、「ありがとうございました」とつぶやいてられます。
感謝の気持ちが自ずと現れてくるのでしょう。
私は(あくまでも私はですよ)そんなかなめちゃんを涙ではなくて笑顔でお見送りしたいですね~。
でも、周りで泣いているとつられちゃうんですよ。それが心配。(苦笑)
maiさんも皆さんも、舞台であってもスクリーンであっても、また、ご覧になれない方の分も、見逃す事なく想いを込めて見守りましょう。

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